隔離環境へのインストール

インターネットに接続できないマシンに Daxlate をインストールしてライセンスを適用します。

最終更新:

Daxlate のライセンス検証は完全にオフラインで動きます。アプリは組み込みの公開鍵 に対してライセンスの署名を検証し、通常の利用中にネットワーク通信は行いません。 そのため Daxlate は、規制対象の環境、機密ネットワーク、保護された分析環境など、 インターネットから恒久的に切り離されたマシンにも向いています。

標準の認証手順でインターネットが必要なのは 1 か所だけです。署名済みのライセンス blob を取得するために、ライセンスサーバーに一度だけ接続する部分です。隔離された マシンでは、ライセンスファイルを手動で配置することでこの手順を省けます。

前提条件 #

始める前に、インターネットに接続できるマシンで次を行います。

  1. daxlate.com で Daxlate のサブスクリプションを購入し ます。購入から数秒でライセンスのメールが届きます。

  2. そのメールを開きます。次のようなライセンス文字列が入っています(長く、 通常は 100 〜 200 文字ほどです)。

    daxlate-license:v2:eyJlbWFpbCI6...AbCdEf==.MEUCIQD...XYZ=
    

    この文字列をコピーします。隔離されたマシンで必要になります。

  3. /download から Daxlate の MSI インストーラーをダウンロード します。

次に、MSI インストーラーとライセンス文字列を、環境で許可されている方法(USB、 承認済みのファイル転送サービス、署名済みメディアなど)で隔離されたマシンへ 移します。

Daxlate をインストールする #

隔離されたマシンで Daxlate.msi をダブルクリックし、インストーラーの案内に 従います。EV 署名済みビルドが出るまでの Windows SmartScreen の表示については インストールとライセンス認証を 参照してください。

インストール後、Daxlate を一度起動して閉じます。これでアプリがユーザーごとの フォルダーを作成します。

%LOCALAPPDATA%\Daxlate\

多くのシステムでは次の場所に展開されます。

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Daxlate\

ライセンス画面は試用のままで構いません。次の手順で実際のライセンスに置き換え ます。

ライセンスファイルを作る #

エクスプローラーのアドレスバーに %LOCALAPPDATA%\Daxlate を貼り付けて Enter を押します。settings.json があり、場合によっては recent-files.jsonlogs フォルダーもあるはずです。

このフォルダーに license.json という名前で新しいファイルを作り、次の内容 を入れます。<ここにライセンス文字列を貼り付け> はメールの文字列に置き換えて ください。

{
  "blob": "<ここにライセンス文字列を貼り付け>"
}

完成したファイルは次のようになります。

{
  "blob": "daxlate-license:v2:eyJlbWFpbCI6...AbCdEf==.MEUCIQD...XYZ="
}

つまずきやすい点

  • ファイル名は license.json.txt ではなく、正確に license.json にしてください。メモ帳で作る場合はファイル → 名前を付けて保存ファイルの種類すべてのファイルにし、名前を引用符で囲んで “license.json” と入力します。
  • UTF-8 で保存してください(最近のメモ帳の既定)。UTF-16 や BOM 付きのファイルは解析できません。
  • ライセンス文字列は 1 行にしてください。メールソフトが挿入した改行が入らないようにします。コピー時に折り返されてしまった場合は、いったんメモ帳に貼って改行を取り除いてから JSON に入れてください。
  • 文字列は daxlate-license:v2:、古いライセンスでは daxlate-license:v1: で始まります。

確認する #

Daxlate を起動します。問題がなければ次のようになります。

  • ライセンス画面が消え、そのままようこそ画面に進みます。
  • メニューバーの「試用 · 残り N 日」バッジが消えます。
  • ヘルプ → バージョン情報に、サブスクリプションのメールアドレス、プラン、 更新日が表示されます。

まだライセンス画面が出る場合は、次を確認してください。

  • %LOCALAPPDATA%\Daxlate\license.json を開き、正しい JSON になっているか。 blob は二重引用符で囲み、末尾にカンマを付けず、blob の中に改行を入れません。
  • 拡張子が .json になっているか。Windows は既定で拡張子を隠します。 エクスプローラーの表示 → 表示 → ファイル名拡張子で表示できます。
  • blob の期限が切れていないか。ライセンスは現在の請求期間の終わりに 7 日間の 猶予を加えた期間まで有効です。

更新 #

サブスクリプションが更新されるたびに、当社のサーバーが新しい有効期限でライセンス に署名し直し、新しい blob をメールで送ります。隔離されたインストールでは、この 更新は自動で届きません。

接続できるマシンで更新のメールを受け取ったら、次を行います。

  1. メールから新しいライセンス文字列をコピーします。
  2. 隔離されたマシンへ移します。
  3. %LOCALAPPDATA%\Daxlate\license.json の中身を新しい blob に置き換えます。 JSON の枠はそのままにしてください。
  4. Daxlate を再起動します。

Daxlate は前の blob の有効期限から 7 日間は動き続けるので、アクセスが止まる前に ファイルを差し替える余裕があります。

更新日の数日前にカレンダーのリマインダーを設定しておくことをおすすめします。

ライセンスを削除する #

隔離されたマシンからライセンスを外すには、 %LOCALAPPDATA%\Daxlate\license.json を削除します。次回の起動時に Daxlate は 試用状態に戻り、試用期間を使い切っている場合はライセンス画面に戻ります。

そのデバイスは当社のサーバーに登録されたことがないため、サーバー側での認証解除 は不要です。

制限 #

  • アプリ内の更新通知はありません。 起動時の更新確認もネットワーク通信です。 隔離されたマシンでは、ダウンロードページで Daxlate のリリース を自分で追い、新しい MSI が出たら移してください。

相談したいときは #

セグメント化されたネットワークで一度きりの認証なら可能な場合、デバイス ライセンスの一括購入、より長い更新期間など、隔離環境に特有の事情があれば、 構築の前に [email protected] までご連絡ください。 たいていは対応できます。