レポートビジュアルを翻訳する

レポートキャンバスに焼き付いたテキスト、つまりビジュアルのタイトル、ヘッダー、ボタン、テキストボックスを翻訳します。セマンティックモデルだけではありません。

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セマンティックモデルの翻訳が扱うのはデータです。テーブル名、列名、メジャー名と その説明です。レポートキャンバスそのものに描かれたテキスト、つまりビジュアルの タイトル、スライサーのヘッダー、ボタンのラベル、テキストボックスには届きません。 Daxlate はそのレイヤーも翻訳するので、見出しだけ作成時の言語のまま残る、という ことがなくなり、レポートが上から下まで言語を切り替えます。

レポート翻訳はファイルモードの機能です。.pbix または .pbit をディスク から開いてください(ファイルモードとライブモード を参照)。翻訳テーブルはセマンティックモデルの中に置かれるため、この機能は自身 のセマンティックモデルを持つレポートが対象です。

拡張レポート形式(PBIR)を有効にする #

レポート翻訳には Power BI の拡張レポート形式(PBIR)が必要です。Power BI Desktop でファイル → オプションと設定 → オプション → プレビュー機能を開き、 拡張レポート形式(PBIR)を有効にしてから、レポートを開き直して一度保存すると 新しい形式になります。

旧形式のレポート

ファイル内のレポートがまだ旧形式の場合、Daxlate はモデルを開いて通常どおり翻訳しますが、レポートキャンバスの翻訳は PBIR 待ちである旨の案内を表示します。止まるものは何もありません。形式が必要なのはレポートのレイヤーだけです。

レポートスコープに切り替える #

レポートのレイヤーを持つファイルを開きます。サイドバーはモデルセクション (これまでどおりテーブル、列、メジャー、階層)と、各ページ、そのビジュアル、 翻訳対象テキストを並べるレポートセクション(ページ → ビジュアル → テキスト項目)に分かれます。グリッドのツールバーにあるモデル ↔ レポート の切り替えで 2 つのレイヤーを行き来できます。サイドバーでレポートの要素を クリックするとレポートスコープに切り替わり、そのページ、ビジュアル、または 単一の文字列にグリッドが絞り込まれます。

レポートスコープではツールバーがレイヤーに合わせて変わります。レポートの テキストは言語ごとに値が 1 つなので、キャプションと説明を切り替える表示種類フィルターは隠れます。未翻訳のみと検索ボックスはモデルのときと まったく同じように使えます。

行のバッジを読む #

レポートの行には、バインドの状態を示す小さなアイコンが付きます。

  • T(テキスト): 翻訳メジャーにまだバインドされていないレポートテキスト。
  • ƒ(関数): すでにバインドされ、言語が切り替わるテキスト。
  • T!(黄色): 書式が複数あるかリンクを含むため、Daxlate が自動で配線し 直せないテキストボックス。翻訳はそのまま保存され、メジャーも作成されます。 Power BI Desktop でそのメジャーにテキストボックスをバインドするか、書式の ない 1 行に単純化して保存し直してください。

保存する #

レポート翻訳を含むファイルを保存すると、2 つのことが起こります。レポートの テキストがファイル単位の伴走ファイル {file}.daxlate.csv としてファイルの隣に 書き出され(Power BI が更新時に読む CSV です)、翻訳された各文字列が参照用の メジャーにバインドされるようレポートが書き換えられます。これを支えるために Daxlate はいくつかの生成テーブルを追加します(_translations_translations_measures_translations_languages)。これらはグリッド、 サイドバー、カバレッジの数値、エクスポートから隠されているので、オブジェクトの 一覧が膨らむことはありません。中身を見たい、あるいはエクスポートしたい場合は 表示 → 翻訳テーブルを表示にチェックを入れてください。

各翻訳メジャーには元のテキストもフォールバックとして焼き込まれます。データ ソースを更新できないレポートでも、タイトルが空白になるのではなく基準言語で 正しく読めます。

読み手に言語を切り替えてもらう #

保存すると _translations_languages テーブルも生成されます。その言語 フィールドをスライサーに置けば、読み手が自分でレポートの言語を切り替えられ ます。レポートに言語切り替えを追加するを 参照してください。