ドキュメント · 操作ガイド
Excel ラウンドトリップの流れ
1 つの XLSX を翻訳者に渡し、文脈を失わずに取り込み直します。
最終更新:
Excel のラウンドトリップは、多くのローカライズチームにとって中心となる流れ です。このガイドではエクスポート、翻訳者に見える内容、そして再インポート時の 安全策を扱います。
エクスポート #
モデルを開いた状態で、**ファイル → 翻訳をエクスポート…**を選びます。CSV か XLSX を選び、保存先を決めて保存します。
エクスポートには次が含まれます。
- スキーマバージョンの目印(XLSX ではセル A1、CSV では
#で始まるコメント行) - 固定の情報列 4 つ:
Object ID、Type、Parent、Name - カルチャーごとに 2 列:
Caption ({culture})とDescription ({culture}) - 翻訳対象オブジェクトごとに 1 行(テーブル、列、メジャー、階層、階層レベル)
モデルの列は、エクスポート時点のグリッドの表示切り替えに従います。
キャプションならキャプション列のみ、説明なら説明列のみ、両方なら
両方を書き出します。ファイルにレポートのレイヤーがある場合、エクスポートには
レポートという 2 枚目のシート(または対になる .report.csv)が加わり、
言語ごとに 1 列という横長の形でレポートキャンバスのテキストが入ります。完全な
スキーマは XLSX と CSV のファイル形式を参照
してください。
BOM 付き UTF-8 なので、翻訳者が Windows でダブルクリックしたときに Excel が 正しく開きます。CSV が CRLF の改行を使うのも同じ理由です。
翻訳者側の体験 #
翻訳者はファイルを開きます。見慣れた Excel のグリッドが 1 つあるだけです。 担当するカルチャーの空セルを埋め、保存して送り返します。Daxlate をインストール する必要はありません。
最初の列(Object ID)はインポート時の同一性キーです。翻訳者は外部キーと同じ
ように扱い、編集しないでください。Type、Parent、Name も同様で、これらは
各行の文脈を理解するためにあります。
再インポート #
アプリで**ファイル → 翻訳をインポート…**を選び、ファイルを指定して確定します。 適用前にダイアログでインポート内容がプレビューされます。
- 行数と、変更されるセルの数
- ファイル内で検出された新しいカルチャー(モデルに追加されます)
- 未知の列、未知の Object ID、スキーマバージョンの不一致に関する警告(メジャー バージョンがより新しいファイルはそのまま拒否されます)
適用をクリックして確定します。結果は 1 回で元に戻せるまとまりとしてエディター に入るので、1 度の取り消しでインポート全体が戻ります。
空セルの意味 #
インポートはファイルの内容をモデルに重ねます。
- 中身のあるセルは、そのカルチャーの翻訳を設定します。
- 空のセルは**「まだ翻訳していない」**という意味で、手を付けずに残されます。 そのため、途中まで埋めたファイルが、翻訳者がまだ手を付けていない翻訳を消して しまうことはありません。インポートの確認画面には、いくつの空セルを飛ばしたか が表示されます。
翻訳を削除するには、グリッドでセルを空にするか、カルチャーのドロップダウン から言語ごと外してください。
ファイルの列がモデルにまだ存在しないカルチャーを指している場合、インポートは そのカルチャーを追加し、ファイルのセルから値を入れます。
スキーマバージョン #
CSV も XLSX も、エクスポートにはバージョンの目印が入ります(Daxlate/1.0。
XLSX はセル A1、CSV は 1 行目のコメント)。インポート時、メジャーバージョンが
より新しいファイルは明確なエラーとともに拒否されるので、古いビルドが互換性の
ないファイルを中途半端に適用することはありません。目印がないファイルは、
後方互換のため 1.0 として扱われます。