RTL 言語を扱う

ヘブライ語、アラビア語、ペルシア語。Daxlate が右から左の翻訳をどう表示するか。

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右から左に書く文字体系は最初から一級の扱いです。Daxlate は .NET のカルチャー 記述子(アラビア語 ar-*、ヘブライ語 he-*、ペルシア語 fa-*、ウルドゥー語 ur-* など)から RTL カルチャーを検出し、該当するセルを設定なしで反転させます。

グリッドでの表示 #

カルチャーの列が RTL の文字体系に属する場合、そのグリッドのセルは FlowDirection: RightToLeft で表示されます。

  • テキストは右寄せになります
  • 入力中、テキストカーソルは右から左へ移動します
  • 埋め込まれたラテン文字の数字や記号は正しい双方向アルゴリズムで表示されるので、 アラビア語のキャプションの中にある電話番号や製品コードでも意図どおりに 見えます

切り替える操作はありません。セルをクリックして入力してください。エディターが 自動で合わせます。

ディスク上での扱い #

Power BI のセマンティックモデルは、翻訳をそのままの UTF-8 文字列として保存 します。方向を示す印は埋め込まれておらず、描画側が文字体系から推測します。 Daxlate はバイト列をそのまま往復させます。翻訳者が曖昧なケースを固定するために 加えた Unicode の双方向制御文字(LRE、RLE、PDF、LRM、RLM)も含めてそのままです。

Excel での作業 #

システムに必要なフォントがあれば、Excel は RTL の文字列を正しく表示します。 主要な RTL の文字体系については、Windows が既定でフォントを入れています。

翻訳者の Excel で文字の並びがおかしく見える場合、たいていは表示だけの問題です。 実際のバイト列は正しく、Daxlate にそのまま戻ってきます。翻訳者が手作業で文字を 逆順にしない限り問題ありません。

よくある落とし穴 #

  • RTL のキャプションにある先頭や末尾の空白は、どのエディターでも見つけ にくいものです。見た目で文字列の先頭に見える位置が、論理的には末尾のことも あります。おかしいと思ったら、セルの中身を 16 進表示できるエディターに貼って 確認してください。
  • 方向が混在した文字列(例: ラテン文字の製品コードを含むアラビア語の キャプション)は、Excel と Power BI で表示が異なることがあります。バイト列は どちらでも同じで、違いは描画側の双方向処理にあります。Power BI が意図どおり 表示しているなら、そちらを基準にしてください。